セミナー・カンファレンス

コンバーテックステージ

2月15日(水)

サーマルマネジメント・マテリアルセッション ~第27回Clayteamセミナー~

パワーエレクトロニクス、車両、発電、モーター、LED等の分野では、発熱をどのように抑えるかが問題になっており、放熱材が開発されています。一方、熱効率を向上させるための断熱材の開発も同時に進められています。本セッションでは、これらヒートマネージメントに関わる材料技術と応用例を紹介いたします。

ブース番号: 2P-16

10:35-11:15
柔軟で高性能な断熱材料:最近の開発と展望

産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門

依田 智

[ 略歴 ]

(国研)産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門 階層的構造材料プロセスグループ研究グループ長。専門は高圧のCO2を利用した多孔質材料(シリカエアロゲル、発泡ポリマーナノコンポジット)の開発とその応用。近年は断熱材料の開発を中心に研究を行っている。博士(工学)、技術士(化学部門)

[ 講演概要 ]

熱エネルギーの有効利用のため、各種用途の断熱材の高性能化が求められています。高性能な断熱材としては真空断熱材が知られていますが、自在な加工ができないこと、柔軟性に乏しく曲面への適用に限りがあることが問題です。これまで私たちは、ナノ細孔構造を持つ超低密度多孔体のシリカエアロゲルとポリマーの複合体を中心として、真空を用いない柔軟な高性能断熱材の研究に取り組んできました。本講演では私どもの研究を紹介させていただくとともに、関連技術の開発動向と展望について述べさせていただきます。

ブース番号: 2P-16

11:30-12:00
有機修飾ベーマイトとポリイミドの複合化による高熱伝導性複合膜の開発

産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門

藤井 達也

[ 略歴 ]

2013年に東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻にて超臨界水中の反応における溶媒効果に関する研究について博士の学位を取得。その後、産業技術総合研究所コンパクトシステム化学研究センター(現: 化学プロセス研究部門)に入所し、主に高温高圧水を用いた粒子合成・形態制御・有機修飾技術開発を行ってきた。近年では粒子合成にとどまらず、講演内容のような複合膜も含めた材料開発にも取り組んでいる。

[ 講演概要 ]

川﨑慎一朗氏と二人で講演。
電気・電子機器の利用拡大・出力向上に伴い、それらの機器から発生する熱を逃がす技術の開発が求められており、材料における放熱特性の向上もその重要な課題の一つである。我々は、絶縁有機膜として用いられるポリイミド等の熱伝導率向上を目標として、絶縁無機フィラーの開発を行っている。フィラーの凝集を抑制し、かつ、熱伝導率を高めるため、有機修飾された高アスペクトの高熱伝導性粒子を合成することを目指して開発を行った。その結果、結晶性の低いベーマイトアルミナ粉末を有機修飾剤とともに高温高圧の水中で処理することで、高アスペクト比かつ有機修飾されたベーマイトを合成することができた。本有機修飾ベーマイトをポリイミドと複合化することにより、柔軟性と絶縁性を有する熱伝導率を約5倍に高めたポリイミド/ベーマイト複合膜を合成することができた。

ブース番号: 2P-16

12:15-12:45
放熱性と絶縁性、耐熱性を有する多機能膜材料「タフクレースト」

住友精化株式会社 機能化学品研究所

加藤 俊彦

ブース番号: 2P-16

13:00-13:30
膨張黒鉛シート伝熱材の開発と応用

ジャパンマテックス株式会社 

細井 雄飛

ブース番号: 2P-16

13:45-14:15
高放熱アスター製コイルを用いたモーターの高性能化

株式会社アスター 開発部 統括部長

今野 久司

ブース番号: 2L-14

14:30-15:00
ますます進歩を続ける放熱材料の現状 ――― 我々の開発の現状を中心に ―――

上利 泰幸

地方独立行政法人大阪市立工業研究所 加工技術研究部 奈良先端科学技術大学院大学連携研究室 研究フェロー

上利 泰幸

[ 講演概要 ]

今世紀に入り、放熱材料は大きく進歩してきたが、さらなる性能向上が望まれている。我々は、“いかにフィラーをつなぐか”を考え、さまざまな工夫を行ってきた。また高分子材料だけでなく金属基材料についても高熱伝導性材料を開発し、高熱輻射材料についても研究してきた。ここでは、それらを中心に紹介し、現状を概説する。

ブース番号: 2E-23

15:15-15:45
炭素系放熱部材の特徴と実用上のメリット

株式会社インキュベーション・アライアンス 製造技術室 室長

須谷 康一

[ 講演概要 ]

展示中の熱伝導性に優れる炭素系放熱部材の特徴について、他の高熱伝導部材と比較するとともに、各アプリケーションにおける実用上のメリットについて紹介いたします。

2月16日(木)

新機能ペーパーセッション

従来の紙にはない様々な機能や特性を付与した「機能紙」。その用途は広がり、耐油・耐熱紙などのパッケージ分野から、エレクトロニクス、自動車分野へと多くの産業界でも活用されています。プラスチックの機能性を向上させる素材として注目を集めているセルロースナノファイバー(CNF)の現状と産業展開を中心に、機能紙のアプリケーション、未利用木質資源の活用に関する機能紙の最新動向について講演を行います。

10:30-11:10
【基調講演】セルロースナノファイバーの基礎と応用展開

遠藤 貴士

国立研究開発法人産業技術総合研究所 中国センター 機能化学研究部門 セルロース材料グループ グループ長

遠藤 貴士

[ 講演概要 ]

 近年,大いに注目を集めているセルロースナノファイバーは軽量・高強度・高弾性・超微細・大表面積・高チクソ性などの特徴を持ち,樹脂との複合化による高強度材料や機能性材料の開発が進められています。本講演では,産総研で進めている木質から直接に製造するリグノセルロースナノファイバーおよび樹脂複合化技術,製品化技術を中心に,セルロースナノファイバーの特徴や応用技術の概要,国内における研究開発動向,課題について解説します。

ブース番号: 3P-21

11:25-11:45
変性セルロースナノファイバーの応用展開

黒木 大輔

星光PMC株式会社 新規開発本部 新規開発グループ

黒木 大輔

[ 講演概要 ]

セルロースナノファイバー(CNF)は木材、草本、農業廃棄物などの再生可能な植物バイオマスから得られ、軽量、高弾性、高強度、低熱膨張などの優れた特性を持つことから近年、研究・開発が盛んに行われており、一部の用途では既に実用化されている。
本講演では、CNF開発の状況や実用化事例など、当社での取り組みを中心に紹介する。

[ URL(プログラムor団体) ]
http://www.seikopmc.co.jp/

ブース番号: 2M-19

12:00-12:20
無機物とセルロース繊維を複合化したハイブリッド材料の開発

後藤 至誠

日本製紙株式会社 日本製紙総合研究所・主席研究員

後藤 至誠

[ 講演概要 ]

紙の原料であるセルロース繊維の表面に無機微粒子を高密度に定着・複合化させる技術を開発した。得られたミネラルハイブリッドファイバー(以下MHF)は、さまざまな無機物に由来する特性・機能を持ちながら、セルロース繊維のように抄紙機でシート化でき、その後の印刷、貼り合せ加工が容易という特徴を持つ。MHFを使用することで、従来の製紙技術では困難であった、無機物を高充填したシート(最大90%程度)を製造できることから、機能性の高いシートを得ること可能となった。更に、MHFは石油化学原料に由来しない天然のセルロース繊維を使用していることから、紙と同じようにリサイクルすることができる。
今回、消臭・抗菌効果、難燃性、放射線遮蔽機能のあるMHFについて紹介するとともに、これらを用いた機能性ペーパーやボードなどの応用例とその効果について説明する。

ブース番号: 2B-19

12:35-12:55
複合材料として用いるパラアラミド繊維利用特殊紙・不織布

山田 秀夫

帝人株式会社 高機能繊維事業本部

山田 秀夫

[ 講演概要 ]

パラアラミド繊維は、高強度、高弾性率、耐熱性の有機系高機能繊維として、ロープ、ケーブル等、織布、ネットなど線状・面状に機械特性を直接利用する用途の他にも、内部補強(コンポジット)用繊維として、ゴム、プラスチック、コンクリートの補強にも用いられている。
コンポジット、FRP用補強繊維の選定では、炭素繊維、ガラス繊維などに補強性能、コストパフォーマンスの優位性があるように思われるが、強度だけではないパラアラミド繊維の特性を活かした用途が存在する。
樹脂製ギヤなどでの振動減衰性や耐摩耗性、低相手攻撃性などの特長、クラッチ摩擦材やゴム補強では、変形、伸度への追従性などが知られている。
特に、パラアラミドで特徴的な繊維形態である「アラミドパルプ」の抄紙(湿式不織布)で作られる複合材料について紹介し、パラアラミド繊維の特長を正しく理解していただき、アラミド繊維複合材料の利用範囲を広げていきたい。

13:10-13:30
繊維内部にゼオライトを結晶化させる技術確立への挑戦

杉山 公寿

レンゴー株式会社 中央研究所 新素材研究グループ

杉山 公寿

[ 略歴 ]

1990年にレンゴー株式会社に入社。中央研究所にて無機系抗菌剤の開発に従事する。1995年に山梨大学大学院工学研究科物質工学専攻・博士後期課程を修了。現在、中央研究所新素材研究研究グループ部長。

[ 講演概要 ]

1995年にイオン交換およびガス吸着機能を有する機能性材料であるゼオライトをセルロース繊維の内部に結晶化させる試みを開始した。セルロース繊維は溶媒に溶かすことが難しく、その内部にゼオライトを含有させることは非常に困難であった。代表的なセルロース繊維であるパルプをアルカリ水溶液下で膨潤させ、その内部にゼオライトの原料であるケイ酸ナトリウムとアルミン酸ナトリウムを含浸させることで、ようやく世界で初めて繊維内部にゼオライトを結晶化させることができた。現在、このゼオライトに銀、銅、亜鉛イオンを担持させることで、更に機能を高め、抄紙技術を用いて様々な不織布が誕生し、様々な用途に利用されている。

ブース番号: 2P-16

14:20-15:00
改質リグニンを活用する新ビジネスの創出―SIPリグニンの取り組み―

山田 竜彦

研究コンソーシアム「SIPリグニン」研究代表 国立研究開発法人森林総合研究所 木材化学研究室長 筑波大学生命環境系 教授(連携大学院)併任

山田 竜彦

[ 講演概要 ]

植物細胞壁には「リグニン」と総称される物質が2~3割含まれます。リグニンは多様性の高い天然高分子で、工業材料化は限定的でした。私たちは、地方創生の観点から国内の森林バイオマスからリグニンを改質して取り出し、工業材料として安定供給するための技術を開発しました。ここでは、開発したシステムと関連製品の社会実装を目指している研究コンソーシアム「SIPリグニン」の取り組みを中心に紹介します。

2月16日(木)

機能性マテリアルセッションⅠ

ブース番号: 2F-10

15:15-15:45
先端デバイス開発のための新規オルガノシランおよびシリコーンの紹介(ExSil:伸び率5000%の超高伸張シリコーン、Biosafe:抗菌性ポリメリックシラン、Sivate:活性化アミノシランを例として)

ゲレスト / アヅマックス株式会社 マーケティング

大内和幸

ブース番号: 3P-04

16:00-16:30
地球温暖化防止への挑戦

日本エス・アンド・エイチ株式会社 代表取締役

浅野目 猛

[ 講演概要 ]

◎ZERO Emission
フィルムクリーナー 印刷済みのフィルムを洗浄して再利用
◎VOCフリーの印刷、ラミネート加工
EBオフセット 圧倒的なコストメリット、短納期、高品質
◎ノンソルラミネート
溶剤方式(ドライ)の1/3〜1/4程度のエネルギーしか使用しない
以上の環境対応の装置についてお話しさせていただきます。

2月17日(金)

機能性マテリアルセッションⅡ

ブース番号: 2P-14

10:25-11:10
JST-ERATO彌田超集積材料プロジェクトから成果発信
「上手に混ぜて価値の芽を! 〜革新メンブレン、ミニEUV発生、次々世代電波吸収、そして液状タンパク質〜」

JST-ERATO彌田超集積材料プロジェクト(東京工業大学) 東京工業大学 教授・プロジェクト研究総括

彌田 智一

ブース番号: 2L-14

11:25-11:55
大阪市立工業研究所の工業化を目指した素材関連先端技術

大阪市立工業研究所 有機材料研究部長 / 電子材料研究部長 / 加工技術研究部長 / 産学官連携コーディネーター

水野 卓巳 / 千金 正也 / 水内 潔 / 高田 耕平

ブース番号: 2P-13

12:10-12:40
静電気でお困りのあなたに 光がもたらす静電気除去の新たな可能性

浜松ホトニクス株式会社 電子管事業部 第5製造部 第40部門

奥村 直樹

[ 講演概要 ]

静電気は樹脂・フィルム・粉体など、さまざまな機能性材料の製造工程で発生し、生産効率低下やほこりの付着、製品の機能性低下などの要因となります。このような静電気問題の解決には、除電器の導入が最も有効な手段と言えますが、材料や工程によっては風、ゴミの発生といったハードルから放電方式除電器の導入が難しいケースが多くありました。本セミナーでは、上記のようなハードルをクリアした除電方式、光照射式除電器のメリットや導入条件、静電気対策を行う上でのポイントを具体例を交えつつ分かりやすくご説明します。

<こんな方に特にオススメ!>
・過去、除電器の導入を検討しながらも風やゴミなどの問題で諦めてしまった方
・除電器を使用しているが、あまり効果を実感できない方
・除電器のメンテナンスや清掃が面倒だと感じている方
・真空環境や窒素環境など特殊な環境下で除電を行いたい方
・製造工程の生産効率向上について、情報の収集をしたい方

[ URL(プログラムor団体) ]
http://www.hamamatsu.com

2月17日(金)

加飾技術オープンセッションⅡ

加飾技術に関する最新の技術情報を発信いたします。
話題のフィルムオーバーレイ成形技術を筆頭に、加飾フィルム・機能性インキ・転写技術など、最新の3次元表面加飾技術に関する技術的な情報を出展者からお送りし、その可能性について考える場といたします。

ブース番号: 2R-01

12:55-13:25
印刷フィルムの位置精度を求められる加飾向けの成形機を紹介

寺本一典

株式会社浅野研究所 企画開発部

寺本一典

[ 講演概要 ]

加飾シートに3次元デザインへ応用する方法は複数あるが、浅野研究所の製品ではインサート成形のプリフォーム用真空成形機と被覆成形機とラインナップしている。
本セミナーでは従来よりご使用いただいているこれらの機械・工法のほか、新機種の熱板式減圧被覆成形機TFHを活用し開発を進めている、高位置繰り返し精度向上、厚物向け対応機についてもご紹介いたします。

[ URL(プログラムor団体) ]
http://www.asano-lab.co.jp

ブース番号: 2V-05

13:40-14:10
「Neo-TOM」アプリケーション
3次元表面加飾工法「TOM」を進化させた「Neo-TOM」による市場の開拓

三浦 高行

布施真空株式会社 代表取締役社長

三浦 高行

[ 略歴 ]

1958年 大阪府立布施工業高等学校機械科 卒業
同年   布施真空株式会社 入社
1975年 同社 取締役
1978年 同 代表取締役社長 現在に至る

[ 講演概要 ]

「TOM」工法により表皮材を種々の製品に貼り付ける際の製品変形を防ぐ受治具材料を固体から気体に置き換えることにより、複雑な形状・超大型サイズの製品への加飾が可能となる。
そして自動車外装・航空機内装材へのさらなる市場の拡大を図る可能性、併せて防水・機能性付加について述べる。

[ URL(プログラムor団体) ]
http://www.fvf.co.jp

ブース番号: 2P-04

14:25-14:55 英語
自動車コックピットディスプレイへのアンチグレア表面加工
自動車車内ディスプレイ表面の視認性を高める手法

バーニー バンクス

アレントジャパン株式会社(旧社名:日本マクダーミッド) FIM - アジア, 営業マネージャー

バーニー バンクス

[ 講演概要 ]

防眩性と反射防止性の違い、防眩性の必要条件、その他の光学特性との関係について説明します。
また、フィルムインサート成形技術による防眩表面処理に関して例を用いてご紹介致します。

[ URL(プログラムor団体) ]
http://autotype.macdermid.com/

15:10-15:40
従来技術からハイブリッド加飾へのみち
~ 成熟した従来技術に「NATS(空気転写)」は活用できるか ~

柴田 直宏

ナビタス株式会社 NATS営業部 部長

柴田 直宏

[ 講演概要 ]

ナビタスは従来技術の延長線としてNATS技術を開発してきました。そのバックボーンとなる技術+αのノウハウを少しでも多くの人にご紹介させて頂きます。このような加飾技術をどう活用して発展させるかは皆様次第です。そのお手伝いをさせて頂くのがナビタスです。

[ URL(プログラムor団体) ]
http://www.navitas.co.jp/

ブース番号: 2V-08

15:55-16:25
高精彩スクリーンインキシステムの紹介

帝国インキ製造株式会社 研究所 主任研究員(課長)

木下 賢史

マテリアル & エネルギー オープンステージ

2月16日(木)

加飾技術オープンセッションⅠ

装置メーカーや加工業者などのサプライヤーを結びつけることを目的に、加飾技術を使用するユーザーに自社製品のデザインコンセプト、材料・技術に対するニーズ について ご講演いただきます。特に、内外装ともに加飾フィルムの採用が進む自動車を特集し、大手自動車メーカーを中心にその動向や可能性について、有識者を集めてセッションを行います。また 、 自動車分野以外にも住宅建材、家庭用電気製品におけるデザインや加飾技術に求められる課題、カラーデザインの最新状況など、加飾技術やデザインにまつわる情報を発信します。

10:30-11:10
プラスチックの加飾技術の最新の動向

桝井 捷平

MTO技術研究所 所長/加飾技術研究会 顧問 

桝井 捷平

[ 講演概要 ]

プラスチックの加飾は、見栄えを向上させる「基本的な加飾」から機能を付与した「機能付与加飾」へと発展している。また、「塗装レス加飾」のニーズが高くなり、自動車外装への展開も関心が持たれている。
これらを中心に、最近の動向と今後の展望を紹介する。

11:25-11:55
住空間の内装デザインの質と加飾技術に期待すること

荒川 圭史

旭化成ホームズ株式会社 東京デザインオフィス  兼 営業設計部 レジデンスデザインサポートチーム 上席設計士

荒川 圭史

[ 講演概要 ]

住宅を設計するということは、そこにいて人が気持ちの良いと感じられる空間をデザインすることである。決して収納のために、ものを整理するためにデザインするわけではない。空間の居心地良さを決定づける要素の多くは視覚的な物で、ほぼ光をどのように扱うかで、居心地の良さ、デザインの良し悪しが決まるといっても過言ではない。そのように考えて行くことで、内装デザインとはなんなのか、そこに求められる加飾技術にどんな可能性があるのかを考えていく。

12:10-12:40
ちょっと贅沢してでも欲しいデザインとは

関 康一郎

ダイキン工業株式会社 テクノロジー・イノベーションセンター 先端デザイングループ グループリーダー

関 康一郎

[ 講演概要 ]

コモディティ化した商品はコストダウンや緻密なバリエーション展開など「バリュー競争」がモノづくり力で重要になるが、一方で、今一度モノを持つ喜びを感じる「ちょっと贅沢してでも欲しいデザイン」による差別化について考えてみたい。

12:55-13:25
テクスチャーデザイン最前線2017
欧州モーターショーからみえる質感デザイン動向

山本 義政

株式会社ケイズデザインラボ テクスチャーコンサルティング事業部 デザインディレクター

山本 義政

[ 講演概要 ]

パリモーターショー2016、ジュネーブモーターショー2016、フランクフルトモーターショー2015。普段みれないディテール画像による樹脂+テクスチャーやフィルム、皮革・木質素材など、素材+質感デザインに特化した紹介。+ミラノサローネ2016、キッチン面材を中心とした質感トレンド(ディテール画像)を踏まえ、今後の質感動向を読み解く。

13:40-14:10
最新のカラートレンドと色の役割

松原 千春

BASFジャパン株式会社 コーティングス事業部 カラーデザイン アジア・パシフィック

松原 千春

[ 講演概要 ]

最近のモーターショーや消費者調査から見えてくる自動車の最新カラートレンドを日本と中国市場を中心に紹介します。新しい時代を向かえ、さらに競争の激化する自動車業界において、色はこれまでになく重要な役割を担います。商品価値を高めるために、“色をどのように活用できるのか”、今後、自動車に求められるCMF(カラー・マテリアル・フィニッシュ)を探っていきます。

14:25-14:55
自動車メーカーからの材料への期待

間瀬 清芝

トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー 有機材料技術部 部長

間瀬 清芝

[ 講演概要 ]

自動車と自動車産業を取り巻く環境は、日々刻々と変わってきている。サステナブルな社会を実現するために自動車メーカとして行っていくことを示しながら、高分子材料、とりわけフィルム材料への期待を述べる。